先物取引のメリット
先物取引のメリットとはどのようなものでしょうか?
商品取引を始める際、現金が手元にない場合の方法として、取引の証拠金は、株券や国債などの有価証券類が利用できます。これらの証券類は、名義変更の必要がありませんから、商品取引に充用した場合でも、証券として権利(株式配当、値上がり益など)はすべてお客様のもので、証券としての権利を保有したまま、お取引に参加していただけるようになっているのです。
先物取引は将来の売買について、取引所を介して書面上で約束する取引ですので、実際に手元に商品がなくても差金の授受により取引を完了できるということがあげられます。また、商品先物取引は、株の現物取引や不動産のように値上がりを期待して始める取引だけでなく、「値下がり」を予想して利益を追求することがもできます。商品価格が下落する時は「売り」注文を出すことで、その値下がり分を利益にすることができます。先物取引では、ある商品の価格が将来値上がりすると予想するときは「買い注文」で、期待通りに上がった時点で「転売」という決済手段を行い、利益を確保することになります。また、ある商品の価格が将来下がるだろうと予想した場合は、「売り注文」を市場で行使し、予想通りに下がったときには「買戻し」という決済手段をとることで、期待通りに安く買えたことになるので、利益を確保することが可能となるわけです。
取引に必要な取引証拠金は、実際の商品先物取引の現物価格の5%前後に設定されておりますので、投下資金に対する利益は大きくなります。これにより高い資金効率で取引できるのです。これは、実際の取引に要する5%前後の資金を預けることで、先物取引を始めることができるという証拠金制度によるものです。つまり投下資金を約20倍前後に活用できることになり、少ない資金で大きな運用ができ、予想通りに価格が推移すれば実際の取引の数十倍の利益を得ることができるわけです。これを「レバレッジ効果」(テコの原理)といいます。